idea factory from newspaper 2003 10 8
教育(education)
「ゆとり教育」は、「ゆるみ教育」である。
これは、明白に、政府の失政です。
そもそも、人生において、
最も、記憶力がいい時期に勉強しないで、いつ勉強するのか。
人間というものは、年を取れば取るほど、記憶力が悪くなるのです。
「ゆとり教育」とは、「怠け者」と「エリート」の論理です。
怠け者は、勉強しないで済むと考え、
エリートは、その愚か者を支配することが楽になると考える。
勉強しないで済むと考えるのも、愚かだが、
これで、世の中が支配しやくなると考えるエリートも、愚かである。
無料で勉強を教えてくれることに感謝しなければならない。
社会人になって勉強したいと考えても、高額の授業料がかかるので、
高額の授業料を支払うために、教育ローンを利用する人もいるのです。
21世紀は、「知識と知恵の時代」である。
20世紀は、土地や資本を持っているかで、貧富の差がついたが、
21世紀は、知識と知恵の差で、貧富の差がつく。
これは、貧乏な家に生まれても、大成功するチャンスがあることを意味する。
私も学生時代を振り返れば、
小学校時代の前半は、確かに「ゆとり教育」だったが、
小学校高学年から、急ピッチで勉強に取り組みました。
これは、親に言われて勉強したのではなくて、
友人と、勉強グループを作って、勉強を始めたのです。
友人が先生でもあり生徒でもあった。
基本は、先生が生徒に教えることが原則ですが、
一歩先を行く生徒が、生徒に勉強を教えるのも効果的です。
ドル安(weak dollar,Quixote)
マスコミは、円高と言うが、これは間違いである。
「ドル安」が事実なのです。
今、ドル危機を感じなければ、それは時代認識ができない人間と言える。
ドル危機が理解できない者は、ドンキホーテである。
閣僚(cabinet member)
「閣僚、4年間代えず」というが、
これは杓子定規な考え方である。
誰でも見込み違いはある。
能力がないとわかったら、就任して1か月でも、クビにすべきである。
第1次小泉内閣は、これができなかったから、改革が停滞したのである。
大臣の試用期間を設けるべきである。
人間というものは、実際に使ってみないと、その能力がわからないものです。
学歴や業績が立派でも、実際に使ってみたら、役に立たなかった。
学歴や業績が、さえなくても、実際に使ってみたら、意外だった。
そんなことは、よくあります。
今や、パソコンは、日常生活に必要なものです。
私は、パソコンという名称がなかった時代から、パソコンを使っているが、
そんな私でも、評判のよいパソコンを買ってみて、
実際に使ってみたら、使いにくくて困った。
そういう経験が何度かあります。
日銀(Bank of Japan)
株高で、日銀に、含み益とあります。
ところで、巨額のアメリカ国債は、どうなのでしょうか。
こちら、含み損ではないでしょうか。
この含み損は、どう対処するのでしょうか。
最近は、個人が外貨預金をすると聞きます。
10,000ドル×110円=1,100,000円
10,000ドル×105円=1,050,000円
株式市場(stock market conditions)
銀行株が、大きく上昇したことが話題になっています。
買いそびれてしまった人は、悔しいでしょう。
しかし、「相場のことは相場に聞け」が事実です。
いくら、本で水泳の勉強をしても、泳げるようにはなりません。
水泳が上達する友人を、うらやましく眺めるだけになります。
実際に、市場に参加しないと、市場は理解できません。
市場に参加しないで、市場のことを、あれこれ言う人がいます。
こういう人は、本で水泳を勉強する人です。
確かに、失敗することはあるでしょう。
しかし、人間は失敗を経験しながら成長するのです。
偉人伝を読むと、天才と言われた人でも、失敗は山ほど経験しています。
凡人は、失敗を恐れて何もしないというのが、事実なのでしょう。
「失敗は成功の種」